イタドリ(虎杖、痛取、疼取) 学名:Fallopia japonica
タデ科・ソバカズラ属の多年生植物 雌雄異株
地方によって「スカンポ(酸模)」「イタンポ」などと呼ばれる。
春の新芽は山菜として、根は乾燥させて「虎杖(コジョウ)」「虎杖根(コジョウコン)」という漢方として用いられる。
(奈良での風景)
子どもの頃はこんな風に道端に生えているのを採って、その場で外側を剥いてポリポリ食べた。
イタドリでもイタンポでもなく「ユタンポ」と呼んでいた。
自分のなかでイがユに訛っていたのだなぁーと調べていて初めて気がついた。
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知らない土地で勝手にイタドリを採って帰るわけにもいかないから、近くの道の駅で買ってきた。
「栽培期間中 農薬・化学肥料を使っていません」というシールが貼られている。
今ではイタドリも栽培する時代なのだなぁ・・
名前の由来は、漢方として傷の傷みを和らげる効果があるということから「イタドリ」と呼ばれたという。
一方、漢字の「虎杖」は若い茎(=杖)にみられる紅紫の斑点が虎のまだらに似ていることからついたそうだ。
俳句では「虎杖」は春の季語、「虎杖の花」は夏の季語である。
正岡子規から「虎杖」」の句を選んでみよう。
・ 分け入って谷は虎杖ばかりなり
・ 土筆を得ず虎杖を得て帰る
・ 山陰に虎杖森の如くなり
・ 虎杖モ蕨モ伸ビヌ山ノ様
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外皮をむいて
茹でて
半日ほど水にさらしてアク(渋い酸味)をぬき
斜め切りにして
油で炒めて
だし、醤油、砂糖、塩を加えたら
汁気がとぶまで炒めて出来上がり☆彡
日本の食卓に うましかて!