カレーちからうどん


ちからうどん【力饂飩】
餅を入れたかけうどん。
出典:デジタル大辞泉(小学館)

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関西では「かちんうどん」ともいうらしい。(「かちん」は餅のこと)



餅のことをなぜ「かちん」というのか?

気になったので少し調べてみた。φ(.. )シラベヨウ

江戸時代の後期、国学者・喜多村信節が著した『瓦礫雑考(がれきざっこう)』のなかに「舂餅《かちん》」という項目がある。

餅を「かちん」と呼ぶ由来について6つの説を紹介している。

 ●内裏仙洞で餅のことをカチンと呼んでいた
  『海人藻芥』(室町時代)
 ●亥児(いのこの)舂餅(かちん)者十月之神楽に由来
  『尺素往来』(室町時代)
 ●かちんの帽子をかぶった女房が餅を運んだから
  『梅村載筆』(江戸前期)
 ●勝餅(かちのもち)
  『日次紀事』(江戸前期)
 ●擣飯(かちいひ)
  『東雅』
(江戸中期)
 ●雨乞いの歌を詠んだときに餅を贈ったから「歌賃」
  (俗説)

最終的には、新井白石による語源の研究書『東雅』(擣飯/かちいひ)に従うべし、と言っている。


出典:国立国会図書館デジタルコレクション「瓦礫雑考 2巻



「擣」は 《うすの中にもち米などを入れてつく》の意


まとめると、餅を「かちん」と呼ぶのは内裏の女房言葉(女房詞)であり、その語源は「搗飯(かちいい)」が転訛したものであるようだ。


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「強火の遠火で炎を立てず」


子どもの頃はガスコンロに網をかけて餅を焼いていた。

《強火の遠火》にするため、ガスコンロの両脇に醤油皿を重ねてその上に焼き網を置いて高さを調整した。

最近のガスコンロは安全対策が施されているから、そういった焼き方をすることは出来ない。(高温が続けば自動的に弱火になるし、コンロに鍋底が着いていないとガスが止まる)

※ 2008年(平成20年)「調理油過熱防止装置」と「立ち消え安全装置」が法律で義務化された




「鶯やいら火をきらう餅の耳」 万太郎


焼き物で、表面だけが黒く焦げつくことを「いら焼け」という。

そういう火のことを「いら火」という。🔥

今ではまったく聞かれない言葉である。

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ガスコンロに焼き網をかけてだましだまし焼くがやっぱり焦げた。。

今日はカレーうどんに入れて☆彡


日本の食卓に うましかて!



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