松茸ご飯と焼き松茸


マツタケ(松茸) 学名:Tricholoma matsutake
ハラタケ目キシメジ科キシメジ属キシメジ亜属マツタケ節のキノコ

今日の松茸はすっかり傘が開いて椎茸みたいだ。

     ◇

毎日の食材はできれば国産のものを…と考えても、食材によっては国産のものが手に入らないことも少なくない。

マツタケは最たる例で国産ものは不可能に近い。

が、そんなところに朗報 (*‘ω‘ *)

去年初めて「バカマツタケ(学名:Tricholoma bakamatsutake)」の人工栽培に成功した奈良県森林技術センターが今年は13本を収穫した。

人工栽培といっても工場栽培ではなく、人工林のなかでバカマツタケ菌を増殖させ子実体を発生(栽培)させている。






バカマツタケは1953年に青森県五所川原市のミズナラ・コナラ林で発見された。

その後、京都府・富山県・宮崎県のコナラ林、新潟県のミズナラ林、和歌山県・徳島県のウバメガシ林、宮崎県のアラカシ林など、日本各地の広葉樹林に発生することが明らかになった。

バカマツカケという気の毒な名前は、マツタケよりもやや早い時期に発生するので《時期や場所を間違える「馬鹿」なマツタケ》という意味でつけられたそうで、そのまま学名にもなっている。(Tricholoma bakamatsutake)






奈良県森林技術センターのWebサイト記事
「吉野郡等では《サマツ》又は《ハマツ》と呼ばれる」とある。

サマツ?はてどこかで聞いた記憶があるなぁと思って家じゅうの本をひっくり返してみる。


辻嘉一氏の「まつたけ」のエッセイだ。
---
罐詰はあるけれど促進栽培ができないものに、春のたけのこと秋のまつたけがありあす。旬にならないと味わえないということです。 

(略)

自然の運行にはすこしの狂いもないのか、というとそうでもありません。十一月の中頃に三日も小春日和がつづくと桜が狂い咲きするように、六月のはじめごろに陽気の加減で頭をもたげるまつたけもあります。

これをさまつ(早松茸)といって、物珍しさをよろこぶ人たちはもてはやしますが、出荷量も少なくお値段もはり、しかも、香りも乏しく味わいも薄いもので、秋の旬になってとれるまつたけの足もとにも及びません。
---

出典:『辻留・料理のコツ』辻嘉一


「サマツ」が「早松茸(さまつ)」ということは、「ハマツ」というのは「春松茸(はまつ)」という意味なのかもしれない。




万葉集にも詠まれた秋の香り

 高松のこの峰も狭に笠立てて盈ち盛りたる秋の香のよさ
 たかまとのこのみねもせにかさたてて みちさかりたるあきのかのよさ

高松=奈良・春日山の南に連なる山高円山(たかまどやま)標高432m、笠立てて=きのこの笠が開いていること


🍄 🍄 🍄


バカマツタケが店頭に並ぶ日も近いかもしれない。 (*'▽')


     ◇


今日は半分を松茸ご飯に




残りの半分を焼き松茸にしよう☆彡


焙烙(ほうろく)なんて気の利いたものもないので
トースターで簡単ホイル焼きに



松茸をさく指先の熱いこと熱いこと☆彡 (*´▽`*)


日本の食卓に うましかて!



コメント

    コメントの投稿

    (コメントの編集・削除時に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)