ピオーネ葡萄のフレッシュジュース


ニューピオーネ(New Pione)
巨峰(母)とカノンホールマスカット(父)を交配して作出された4倍体品種「ピオーネ」をジベレリン処理によって種無しにしたものが「ニューピオーネ」である。

🍇


《黒きまで 紫深き 葡萄かな 正岡子規》


食べることが大好きだった正岡子規、晩年に『くだもの』というエッセイを残している。

「葡萄」が登場するのはもちろんのこと、覆盆子(いちご)、西瓜、真桑瓜、蜜柑、ザボン、林檎、椰子、バナナ、パインアップル、榎実(えのみ)、グーズベリー、柿、柚橙(ゆずだいだい)、茱萸(ぐみ)、桑、栗、椎、胡桃、団栗

最後は「くうた事のないのは杉の実と万年青おもとの実位である」と締め括る。


牛肉を食べたあとは必ず果物を買って食べたといい、大きな梨なら6~7個、樽柿なら7~8個、蜜柑なら15~20個ほど食べるのが常だったというから大食いだ。

くだもの』正岡子規



《100%ピュア・ピオーネの果汁とジャム》


晩年といってもこのとき33才の若さである。

残念ながら翌年の1902年(明治35年)にこの世を去る。

命日の9月19日は「子規忌」「糸瓜忌(へちまき)」「獺祭忌(だっさいき)」と呼ばれ、秋の季語になっている。🍂


     ◇



もうひとり果物好きを紹介しよう。

正岡子規より一つ年下に徳富蘆花がいる。

子規の『くだもの』から17年後の1918年(大正7年)に出版された『新春』、果物の種類もいちだんと豊富になっている。

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食道楽は不経済家の証拠だそうですが、私共の従来の生活方針は、まったく食、住、衣の順序でした。東京から三里の農村生活者として、私共は可なり美食を致します。酒と煙草を一切用いぬかわり、果物は随分思い切った贅沢を致します。生命から二番目の果物ですから。私共はそれに擲(なげう)つ金を少しも惜しく思いません。



一粒何銭の亜米利加葡萄、一顆何円のメロンも稀には食卓に上ります。こればかりは日蓮さんと同趣味で、柑橘が私は一番好きです。柑橘類では、矢張亜米利加オレンジが第一。舶来のでもネーブルは少し落ちます。それから少し甘すぎる憾(うら)みはありますが、台湾の凸柑(ぽんかん)、雪柑(せつかん)、涌柑(ようかん)の類は、好い。支那蜜柑は甘すぎて愚です。梨も大好き。

ドリアン、マンゴスチンは日本に居ては先ず駄目として、日食三百顆と東坡先生の誇ったあの茘枝(れいし)も悪くない。林檎も厭でない。第一色彩が美しい。半分は眼で食う代物です。舶来のは芳香が殊に好い。




葡萄も、甲州の最上なら、累々と半透明の珠(たま)をつらねたあの房をつまんで、大きな眼を細く悦に入ります。

水蜜桃だってちっともいやではない。桜桃(さくらんぼう)だって、無花果(いちじく)だって、柿だって、柘榴(ざくろ)、杏(あんず)、李(すもも)、琵琶(びわ)、凰梨(パイナップル)にバナナ、栗、胡桃(くるみ)、コクワに郁子(うむべ)、水瓜(すいか)、苺(いちご)、梨瓜(なしうり)、甜瓜(まくわうり)、果物なら何でも好い。但し何れも生き々した最上のものを選ぶばかりです。
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『新春』-春信- 徳富蘆花


溢れんばかりの言葉に、本当に果物好きなんだなぁと感じさせられる。

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今日は頂きもののピオーネで贅沢に100%果汁のジュースを作る☆彡



ピオーネを鍋に入れて何も加えずに30~40分加熱して




ざるに入れてゆっくり濾す。


赤紫色の果汁が美しい


濾した残りはミキサーにかけてジャムに 🍇



何も入れていないのにとても甘い!驚く甘さ 😋
果汁を炭酸水で割って☆彡


日本の食卓に うましかて!


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   「巨峰」の名前の由来は富士山


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