白えびの刺身


シラエビ(白海老) 学名:Pasiphaea japonica
オキエビ科に属するエビの一種

深海に生息する小型のエビで、サクラエビより少し大きい。

サクラエビはこちら👀 → 「桜えびと菜の花のスパゲティ

サクラエビは駿河湾、シラエビは富山湾が有名である。


🦐



《生体は透き通る、やがて乳白色に変わる》


戦前は鹿児島湾(錦江湾)の南部でも多く獲れたようだ。最盛期には一隻当たり150キロ/日の漁獲高とある。

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「シラエビ」は南部鹿児島に産する第三群の蝦類中最も重要なるものにして漁場の海深は百尋乃至百二十尋に及び其の海底泥質なり。漁期は冬期より翌春に亘りて盛なるも夏期も亦其の漁獲高少しとせず。垂水村柊原の産額を見るに盛漁期には一日一艘一石を漁する事珍しからず。一個年には一艘六七百圓の漁獲高を得ると云ふ。
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出典:東京動物學會「鹿兒島縣に産する蝦類及其分布に就て」(大正10)


海深「百尋乃至百二十尋」は水深181~218mであるから、富山湾のシラエビの生息域(水深150~300m)とほぼ同じだ。




ただ、大正10年の書物ではシラエビ(方言名:シタエビ)の学術名が「Plesionika martia (A. Milne Edwards, 1881)」と記載されているので、富山湾のシラエビとは種類が異なるのかもしれない。(Pasiphaeaはシラエビ属、Plesionikaはジンケンエビ属)

ジンケンエビは甘エビのような赤みがかった色をしているから、はたしてそれを「シラエビ」と呼ぶだろうか… と不思議でもある。

参考:JAMSTEC BISMaL PasiphaeaPlesionika




いつだったか、白えびの刺身を頼んだら一つ一つ殻から出して身の部分だけをお造りにしてくれた。

こんなに小さなえびを… お箸のひとすくいだけでも相当な時間がかかるはずで申し訳ないような気がしながら味わった。


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今日は殻ごとそのままで☆彡


日本の食卓に うましかて!




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