花穂と梅干しの稲庭うどん


花穂(はなほ)
6~7割の花が開いたシソの花穂(かすい)のことで、刺身のつまなどに用いられる。

     ◇

かすい【花穂】
花が稲穂のように、長い花軸に群がってつく花序。
出典:デジタル大辞泉(小学館)「花穂


「花序(かじょ)」というのは枝上の花の配列のことで、シソの花の並びは「穂状(すいじょう)花序」と呼ばれる。



「穂状花序(すいじょうかじょ)」


漢字で書けば同じ「花穂」も「かすい」と読めば花序のことことで「はなほ」と読めばシソの花穂を指す。

ちなみに「穂紫蘇(ほじそ)」は未熟な実がついた状態の穂だ。


こういう日本語のややこしい感じが好き。(*'▽')


参考:豊橋温室園芸農業共同組合「花穂・穂じそ部会




シソ(紫蘇)学名:Perilla frutescens var. crispa

シソの花にはもうひとつ特徴がある。

花びらが筒状に一体化(一枚一枚の花びらに分かれていない)している。




このような花びらを「唇形花(しんけいか)」という。

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唇形花はシソ科の植物に共通する形状で、身近な雑草でいえばホトケノザやオドリコソウが同じ仲間だ。



ヒメオドリコソウ(姫踊り子草)学名:Lamium purpureum
ヨーロッパ原産。明治時代の帰化植物で今ではすっかり道端や空地などのありふれた雑草。



ホトケノザ(仏の座)学名:Lamium amplexicaule
アジア、ヨーロッパ、北アフリカなど広く分布。日本全国にも自生する。


話は逸れるが、ホトケノザを見るとゴッホの自画像(包帯をしてパイプをくわえた自画像)を思い出す...


画像:Wikimedia commons
Selbstporträt mit abgeschnittenem Ohr


ちなみに春の七草の「仏の座(ほとけのざ)」は、シソ科のホトケノザではなく、キク科のコオニタビラコ(小鬼田平子)のことである。


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ペリルアルデヒド(perillaldehyde)に由来するさわやかな香りは花もつぼみも葉っぱと同じ。



今日は花穂(はなほ)と梅干しの稲庭うどん☆彡
(緑はおかひじき)


日本の食卓に うましかて!



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