昆布と実山椒の佃煮



冬になるとお鍋の日が多くなる。

夕飯の準備は楽だし、後片づけも楽。そのうえ次の日の朝は雑炊でさらに楽、目覚めの体に優しく、お財布にも優しい。

一方で、だしに使った昆布が余るから、五目豆や佃煮を作る機会も必然的に増える。(*'▽')




「佃煮」はもともと小魚を生醤油で炊いたものだ。

明治後期になると豚肉、鶏肉、昆布、海苔など様々なものに展開されるようになっている。


明治時代のお弁当レシピを見てみると・・・

〇昆布の佃煮
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佃煮は、東京佃島の創始に係るものにして、小魚のみなりしが、生醤油にて煮詰むるものを以て、此の名称を冠するに至りしものゝ如くなれば、是等の類を佃煮として掲ぐべし。


   (略)

数片を其の容器の一隅に入れ置き、最後に茶漬となして食するときは、これを飯の上に置き、其の上より熱湯又は熱き茶を注ぐべし。醤油及び昆布の味、ともに出でゝ、甚だ美味を覚ゆべし。是れ特に爰(ここ)に掲ぐる所以なり。
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弁当料理案内』(明38.4)


弁当箱のふたにお茶を注いで飲む。

子どもの頃に大人たちがそうしていたのを見たような記憶があって、懐かしい情景だ。

茶を注ぐやかんも弁当箱もアルマイト製だった。




最近は工事現場のお昼に見かけるのはコンビニ弁当が多い。温かい飲み物はペットボトルのお茶かカップ味噌汁だ。

たまに手作りの持参弁当を食べる職人さんを見かけると、それだけでほっこりした気分になれる。


たまたまの通りすがりの工事現場、自分には関係ないのに見かけるだけでなぜかちょっと嬉しい。


     ◇

お鍋に使った昆布を今日は佃煮に☆彡


日本の食卓に うましかて!



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