うりずん四角豆と竹輪の卵炒め


シカクマメ(四角豆) 学名:Psophocarpus tetragonolobus
マメ科シカクマメ属の多年草、熱帯アジア原産

在来種のシカクマメがもつ強い短日性を緩和した改良品種で、その新品種の若さやが「うりずん」である。

「うりずん」は新緑の萌え出る季節を意味する沖縄の言葉。さやの美しい色が新緑に似ていることからつけられた。


参考:沖縄食材情報くゎっちーおきなわ「シカクマメ
京都府立植物園「ウリズンシカクマメ




短日性の植物は、一日の昼の長さがある一定時間より短くならないと花芽が形成されない。

厳密には昼の長さが短く…というよりは、連続した暗期が一定時間より長くなれば花芽が形成される、ということである。

代表的なものには、アサガオ、キク、コスモスなどがある。



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「うりずん」という言葉を古い書物に探してみた。

沖縄学の父とされる伊波普猷氏が1911年(明治44年)に出版した『古琉球』のなかに「うりづみぐわいにや」という口承詩歌が紹介されている。


《うりづみが初が芋(を) わか夏の真肌芋》



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(一)うりずみ、俗に三月をウリズィンと言ふが、耳遠くなつてゐる。

『混効驗集』といふ琉球古語の辭書に、「わかおれずみ、二三月莢の穂出る比を云」とあるが、これは若うりずみで、春先に相當する語である。うりずみは韻文やおたかべの詞(祝詞)などで用ゐられて、口語では餘り用ゐないが、三月頃に吹く南風には、今でもウリズィンベーといつている。
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古琉球』 伊波普猷(明治44年)


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うりずんの莢(さや)は不思議な形をしている。



シカクマメ(四角豆)というのはこの形に由来する。

この形から想像するのは人それぞれ色々あると思うが、個人的には建築鋼材の「H形鋼」を思い出した。🤓


「H形鋼」は他の形に比べて断面効率がいい。
つまり、曲げやねじれに強い。




シカクマメが、自分の莢(さや)にH型を採用したのは、台風の暴風に耐えるためだったのかもしれない。



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初めてスーパーで見かけた「うりずん」


ちくわと炒めて


ゴーヤーチャンプル風に玉子でとじる。



思ったよりしっかり歯ごたえのある食感☆彡


日本の食卓に うましかて!




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